お金と手続き

フリーランス協会は炎上して怪しい?保険内容やデメリットなどを含めて解説

フリーランス協会は炎上して怪しい?保険内容やデメリットなどを含めて解説

この記事には、プロモーションが含まれます。

フリーランス協会が炎上したって本当?
怪しい組織じゃないか不安…
保険や年会費に見合うメリットがあるのか知りたい!

「フリーランス協会」と検索すると「炎上」や「怪しい」といった言葉が出てきて、入会をためらっている人も多いと思います。

年会費もかかるため、本当にメリットがあるのか、保険の内容は十分なのか、事前にしっかり確認しておきたいですよね。

この記事では、フリーランス協会の炎上の真相、実際の評判・口コミ、入会するメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。

保険や福利厚生の内容をしっかり理解して、自分に必要か判断しましょう。

この記事で分かること

  • フリーランス協会が「炎上」「怪しい」と言われる理由
  • フリーランス協会のメリット・デメリット
  • フリーランス協会利用者の評判・口コミ
  • フリーランス協会に入会する際の注意点
  1. フリーランス協会とはどんな組織?過去に炎上したの?
    1. フリーランス協会は過去に炎上した?
    2. フリーランス協会の活動内容とサービス
    3. フリーランス協会の保険プランと年会費
    4. フリーランス協会に入会する方法
  2. フリーランス協会が怪しいと言われる理由
  3. フリーランス協会のメリット
    1. メリット①フリーランスDB掲示板サービスが利用できる
    2. メリット②コワーキングスペース優待がある
    3. メリット③福利厚生サービスに加入できる
    4. メリット④賠償責任保険が自動で付帯がある
    5. メリット⑤収入やケガの所得補償保険への加入できる
    6. メリット⑥会計ソフトなどの優待がある
    7. メリット⑦フリーランス向けイベント・セミナーへ参加できる
  4. フリーランス協会のデメリット
    1. デメリット①年払いで払い戻しできない
    2. デメリット②福利厚生サービスが使いづらい
    3. デメリット③無料会員の特典がほぼない
    4. デメリット④有料会員は入会審査がある
  5. フリーランス協会の評判・口コミ
    1. 良い評判①保険や優待が充実している
    2. 良い評判②フリーランスとしての信用度が上がる
    3. 悪い評判①年会費の元が取れているか不明
    4. 悪い評判②フリーランス協会の認識が合わなかった
  6. フリーランス協会を利用する際の注意点
    1. 注意点①一般会員にならないと保険が適用されない
    2. 注意点②保険を選定する必要がある
    3. 注意点③年会費は経費計上する
  7. フリーランス協会についてよくある質問
    1. フリーランス協会の会費や保険料は確定申告で経費にできる?
    2. フリーランス協会の会費や保険料の確定申告時の勘定科目は?
    3. フリーランス協会から領収書を発行してもらえる?
    4. フリーランス協会のインボイス2%~アクションとは?
  8. フリーランス協会炎上まとめ
スポンサーリンク

フリーランス協会とはどんな組織?過去に炎上したの?

フリーランス協会がどのような組織なのか、また「炎上」と検索される理由について気になっている人もいるでしょう。

フリーランス協会は、フリーランスが安心して働ける環境づくりを目指す団体です。

フリーランス協会の基本情報
  • フリーランス協会は過去に炎上した?
  • フリーランス協会の活動内容とサービス
  • フリーランス協会の保険プランと年会費
  • フリーランス協会に入会する方法

ここでは、フリーランス協会の基本情報や炎上のうわさについて、ひとつずつ解説します。

フリーランス協会は過去に炎上した?

過去にインボイス制度に関する協会のスタンスをめぐり、SNS上で一部炎上状態となったことがあります。

協会がインボイス制度を推進しているかのような誤解が広まったことが原因と見られ、協会側は公式ブログで不正確な情報であると否定しています。

協会が主導する大きな不祥事や、サービス運営上の重大なトラブルによる炎上といった事実は確認されていません。

フリーランス協会の活動内容とサービス

フリーランス協会の主な活動内容は、フリーランスが直面する課題を解決し、より働きやすい環境を整備するためのサポートです。

正式名称は「一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会」で、非営利団体として運営されています。

具体的な活動・サービス内容は以下のとおりです。

  • 賠償責任保険の自動付帯(一般会員のみ)
  • 病気やケガに備える所得補償制度(任意加入)
  • 会計ソフトの優待やコワーキングスペースの割引などの福利厚生サービス
  • フリーランスのスキルアップや交流を目的としたイベント・セミナーの開催
  • フリーランスの地位向上や政策に関する提言活動

フリーランス協会は、紹介した活動を通じて、フリーランスが事業に集中できるようなインフラを提供しています。

フリーランス協会の保険プランと年会費

フリーランス協会の保険プランと年会費は、一般会員(有料会員)か無料会員かで大きく異なります

一般会員の年会費は10,000円(税込)です。一般会員になると、フリーランスに不可欠な「賠償責任保険」が自動で付帯されます。

賠償責任保険は、業務中の事故や情報漏洩、納品物の不備による損害などを補償するものです。

あわせて、病気やケガで働けなくなった際の収入を補償する「所得補償制度」にも任意で加入できます。

ただし、フリーランス協会が提供する保険は民間の保険であり、国民健康保険や国民年金といった社会保険とは別物です。
年会費と補償内容のバランスが自分に合うか、しっかり確認してくださいね。

フリーランス協会に入会する方法

フリーランス協会に入会する方法は、公式ウェブサイトからのオンライン申し込みが基本です。

入会手続きはすべてオンラインで完結でき、「一般会員(年会費10,000円)」と「無料会員」の2種類があります。

具体的な手順は以下のとおりです。

フリーランス協会への入会手順
  • STEP1
    公式サイトにアクセス
    フリーランス協会の公式サイトにアクセス
  • STEP2
    会員種別を選択
    入会フォームで「一般会員」または「無料会員」を選択
  • STEP3
    情報入力
    氏名、連絡先、職業などの必要情報を入力
  • STEP4
    決済手続き
    一般会員の場合は、年会費の決済手続き(クレジットカードなど)
  • STEP5
    審査
    一般会員のみ、本人確認書類の提出による入会審査
  • STEP6
    利用開始
    審査完了後、会員サービス(保険や優待など)の利用開始

無料会員は賠償責任保険の自動付帯や福利厚生サービスの利用ができないため、手厚いサポートを希望する場合は一般会員への登録が必要です。

フリーランス協会が怪しいと言われる理由

「フリーランス協会 炎上」や「怪しい」といったキーワードで検索されることがありますが、協会自体が詐欺的な団体であるといった事実はありません。

フリーランス協会が「怪しい」と言われる理由として、主に以下の4つの点が考えられます。

  • インボイス制度に関する過去の炎上
  • 年会費とサービス内容の誤解
  • 保険内容の誤解
  • 会員制度の設計

過去にTwitter(X)上で、フリーランス協会がインボイス制度に賛成している、あるいは推進しているといった趣旨のうわさが広まり、一部で炎上状態となったことがあります。

協会は公式ブログで不正確な情報や誹謗中傷であると否定していますが、フリーランスの生活に直結するテーマであったため、「怪しい」という印象を持つきっかけになったと推測されます。

また、非営利団体でありながら収益(マネタイズ)を狙った印象を与え、「怪しい」と感じる一因となっているようですが怪しい組織ではないでしょう。

フリーランス協会のメリット

フリーランス協会への入会には、フリーランスの活動をサポートするさまざまなメリットがあります。

「フリー ランス 協会 保険 評判」や優待内容に関心がある人も多いでしょう。

フリーランス協会のメリット
  • メリット①フリーランスDB掲示板サービスが利用できる
  • メリット②コワーキングスペース優待がある
  • メリット③福利厚生サービスに加入できる
  • メリット④賠償責任保険が自動で付帯がある
  • メリット⑤収入やケガの所得補償保険への加入できる
  • メリット⑥会計ソフトなどの優待がある
  • メリット⑦フリーランス向けイベント・セミナーへ参加できる

順番に解説します。

メリット①フリーランスDB掲示板サービスが利用できる

フリーランス協会のメリット1つ目は、フリーランスDB(データベース)掲示板サービスが利用できる点です。

フリーランス協会の一般会員になると、自身のプロフィールや実績をデータベースに登録できます。

クライアントがデータベースを検索して仕事の依頼が来る可能性があるため、営業活動のサポートになります。

自分で営業する手間を減らし、仕事獲得のチャンスを広げたい人におすすめです。

メリット②コワーキングスペース優待がある

フリーランス協会のメリットとして、全国のコワーキングスペースを優待価格で利用できる点も挙げられます。

協会はさまざまなコワーキングスペースと提携しており、会員は割引料金で施設を利用可能です。

自宅以外で集中して作業したいときや、出張先で打ち合わせ場所が必要なときに便利です。

メリット③福利厚生サービスに加入できる

福利厚生サービス『ベネフィット・ワン』に加入できるのも、フリーランス協会のメリットです。

一般会員になると、大手企業と同等の福利厚生サービスを追加費用なしで利用できます。

レジャー施設、映画館、宿泊施設など、140万件以上の優待がそろっています。

フリーランスは会社員と比べて福利厚生が手薄になりがちですが、協会のサービスを活用すれば、プライベートの充実や生活コストの削減が可能です。

メリット④賠償責任保険が自動で付帯がある

フリーランス協会の大きなメリットは、一般会員に賠償責任保険が自動で付帯されることです。

フリーランスが業務を遂行するうえで、情報漏洩や、著作権侵害などでクライアントに損害を与えてしまうリスクはゼロではありません。

フリー ランス協会の保険は万が一のときに最高1億円までの損害賠償を補償してくれます。

年会費10,000円で手厚い保険に加入できるため、安心して業務に取り組めます。

賠償責任保険はフリーランスの「お守り」として必須ですよ。

メリット⑤収入やケガの所得補償保険への加入できる

フリーランス協会のメリットとして、病気やケガで働けなくなった際の所得補償保険に任意で加入できる点もあります。

一般会員は、賠償責任保険とは別に、割安な保険料で「所得補償制度」を利用できます。

フリーランスは会社員のような傷病手当金がないため、働けなくなると収入が途絶えてしまいますよね。

しかし、フリーランス協会に加入しておけば、病気やケガによる休業期間中も一定の収入が補償されます。

国民健康保険だけでは不安を感じるフリーランスにとって、生活を守るための選択肢です。

▷ 参考…「仕事を辞めてフリーランスになったら後悔する?失業保険や必要な手続きについても解説

メリット⑥会計ソフトなどの優待がある

会計ソフトなどのビジネスツールを優待価格で利用できることも、フリーランス協会のメリットです。

確定申告に必要な会計ソフト(freeeや弥生会計など)や、弁護士相談サービスなど、フリーランスの事業運営に役立つさまざまなサービスが割引価格で提供されています。

事業の経費を抑えつつ、業務効率化を図りたい人におすすめです。

▷ 参考…「Webライターの経費はどこまでOK?勘定科目の仕訳例と申告手順

メリット⑦フリーランス向けイベント・セミナーへ参加できる

フリーランス協会では、会員向けのイベント・セミナーへ参加できるメリットもあります。

協会が主催するイベントやセミナーでは、税務知識、契約トラブルの対処法など、フリーランスに必要な情報を学べます。

オンライン開催も多いため、地方在住者でも参加しやすいのが特徴です。

会員同士の交流会もあり、孤独になりがちなフリーランスが人脈を広げたり、情報交換をしたりする貴重な場となっています。

フリーランス協会のデメリット

フリーランス協会はメリットが多い反面、入会前に知っておくべきデメリットも存在します

「フリーランス協会 デメリット」として検索される点も含め、注意点を理解しておきましょう。

DEMERIT
  • デメリット①年払いで払い戻しできない
  • デメリット②福利厚生サービスが使いづらい
  • デメリット③無料会員の特典がほぼない
  • デメリット④有料会員は入会審査がある

順に見ていきましょう。

デメリット①年払いで払い戻しできない

フリーランス協会のデメリット1つ目は、年会費が年払いで、途中退会しても払い戻しされないことです。

一般会員の年会費は10,000円(税込)で、月払いには対応していません。

年の途中でフリーランスを辞めた場合や、サービスが不要になった場合でも、支払った年会費は返金されない決まりです。

「フリー ランス 協会 退会」を検討する可能性も踏まえ、入会前に保険や福利厚生サービスが自分にとって1年間必要かを見極める必要があります。

デメリット②福利厚生サービスが使いづらい

フリーランス協会のデメリットとして、福利厚生サービスが人によっては使いづらい点も挙げられます。

協会が提供する福利厚生サービス(ベネフィット・ワン)は、140万件以上の優待があり非常に充実しています。

しかし、優待内容が自分のライフスタイルと合わない場合、年会費を払ってもメリットを感じにくいかもしれません。

優待サービスは都市部に集中している傾向があり、地方在住のフリーランスにとっては利用できる選択肢が限られる可能性があります。

福利厚生は、ご自身の地域や生活スタイルで活用できるか確認が必要ですね。

デメリット③無料会員の特典がほぼない

フリーランス協会のデメリットには、無料会員の特典がほぼないという点もあります。

フリーランス協会には無料会員制度もありますが、協会の大きな魅力である「賠償責任保険の自動付帯」や「福利厚生サービス」は利用できません。

保険や手厚いサポートを期待して入会を検討している場合、無料会員では目的を果たせないため、実質的には年会費10,000円の一般会員になる前提で考える必要があります。

デメリット④有料会員は入会審査がある

フリーランス協会のデメリット4つ目は、有料会員(一般会員)になるには入会審査が必要な点です。

一般会員に登録する際、賠償責任保険の適用のために、運転免許証やマイナンバーカードなどの本人確認書類の提出が求められます。

審査自体は協会の信頼性を担保するものでもありますが、申し込み後すぐにサービスを利用開始できるわけではありません。

急いで保険に加入したい人にとっては、審査完了までに数日程度かかることがデメリットに感じられる可能性があります。

フリーランス協会の評判・口コミ

フリーランス協会への入会を検討するうえで、実際の利用者の評判・口コミは参考になります

「フリー ランス 協会 保険 評判」や「フリー ランス 協会 口コミ」を検索している人も多いでしょう。

フリーランス協会の評判・口コミ
  • 良い評判①保険や優待が充実している
  • 良い評判②フリーランスとしての信用度が上がる
  • 悪い評判①年会費の元が取れているか不明
  • 悪い評判②保険内容やサービスが合わなかった

ここでは、SNSなどで見られたフリーランス協会の評判・口コミを具体的に紹介します。

良い評判①保険や優待が充実している

フリーランス協会の良い評判・口コミとして、賠償責任保険や福利厚生の充実度を評価する声が見られました。

先日freee会計を契約しましたが、
同時にフリーランス協会にも加盟しました
会社員と違いフリーランスは守られていないので、賠償責任保険は大事です
しかも年会費1万円で弁護士費用保険も付帯され、電話相談も無料
フリーランスにとっては心強いですよね

保険以外にも様々な特典があり、
freeeの割引クーポンもあったので、
もし両方検討されている方はフリーランス協会を先に契約するのがオススメです
引用:X

年会費10,000円で賠償責任保険が自動付帯される点や、会計ソフトの優待だけで年会費の元が取れると感じる人もいるようです。

個人で保険に加入するより割安で安心できる点をメリットとして挙げる意見です。

良い評判②フリーランスとしての信用度が上がる

フリーランス協会の良い評判・口コミには、協会に加入することで社会的な信用度が上がるという意見もあります。

昨日は以前から一般会員としてお世話になっているフリーランス協会さんの賀詞交換会でした
美味しいランチと多彩なスキルを持ったフリーランスの方との交流はたいへん刺激的で学びの多いひとときでした
引用:X

フリーランスに興味ある人、一度フリーランス協会が主催する全国の交流会にいくといい。(会員じゃなく、フリーランス希望でも参加可能)えっそんな仕事で生活できてるの???という驚きな人が多い。つまり多種多様なのだ。フリーランスは〇△×と言っている人ほど、参加すると目から鱗だと思うよw
引用:X

特に「フリーランスDB」にプロフィールを登録することで、クライアントからの信頼を得やすくなったり、新たな仕事の機会につながったりする点に魅力を感じているようです。

名刺に協会のロゴを入れることで、フリーランスとしての信頼性のアピールに活用しているとの声もありました。

名刺にロゴを入れるだけでも、クライアントさんの印象は変わりますよ。

悪い評判①年会費の元が取れているか不明

フリーランス協会の評判・口コミのなかには、年会費10,000円の元が取れているか実感しにくいという声もありました。

フリーランス協会が全てのフリーランスを代弁するようなことを言いだしたり、JAGDAのように価格表を掲示し始めたら、本格的にやばいですね。JAGDAは高めの金額ですけど、フリーランス協会は多分クラウドサービス水準でしょうから
引用:X

「フリー ランス 協会 デメリット」でも触れたように、賠償責任保険は「お守り」のようなものであり、福利厚生サービスをあまり利用しない人にとっては、年会費が割高に感じられるケースもあるようです。

入会したものの、サービスを活用しきれていないとの意見です。

悪い評判②フリーランス協会の認識が合わなかった

フリーランス協会の評判・口コミとして、フリーランス協会の認識と合わなかったという意見も見受けられました。

納税意識が高く、きちんと納税しなきゃと思うからこそ、おかしな税制、おかしなインボイスに反対してるんですけどね。

つくづく酷いなぁ、フリーランス協会のフリーランスへの認識は。
引用:X

フリーランス協会入会前に、自分の考ええと内容が一致しているか詳細を確認すべきですね。

フリーランス協会を利用する際の注意点

フリーランス協会を利用する際は、保険の適用条件や会費の扱いに関して、いくつか注意すべき点があります。

フリーランス協会を利用する際の注意点
  • 注意点①一般会員にならないと保険が適用されない
  • 注意点②保険を選定する必要がある
  • 注意点③年会費は経費計上する

ひとつずつ確認していきましょう。

注意点①一般会員にならないと保険が適用されない

フリーランス協会を利用する際の注意点1つ目は、一般会員(有料会員)にならないと保険が適用されないことです。

フリーランス協会には無料会員制度もありますが、無料会員のままでは、協会の大きな特徴である賠償責任保険や所得補償制度は利用できません。

保険や手厚い福利厚生サービスを目的とする場合は、必ず年会費10,000円(税込)の一般会員に登録しましょう。

注意点②保険を選定する必要がある

フリーランス協会を利用する際の注意点として、自分に必要な保険を選定する必要もあります。

一般会員には賠償責任保険が自動付帯されますが、病気やケガに備える「所得補償制度」は任意加入です。

また、フリーランス協会が提供する保険は、あくまで民間の損害保険や所得補償であり、社会保険(国民健康保険や国民年金)とは異なります。

注意点③年会費は経費計上する

フリーランス協会を利用する際の注意点3つ目は、一般会員の年会費を経費計上することです。

フリーランスとして活動するうえで支払う一般会員の年会費10,000円(税込)は、事業に必要な支出として確定申告の際に経費にできます。

勘定科目は「諸会費」として処理するのが一般的です。

年会費の経費計上、忘れがちなので注意してくださいね。

フリーランス協会についてよくある質問

フリーランス協会についてよくある質問と回答をまとめました。

「フリーランス協会 炎上」といった検索に関連する、会費の経費計上や保険料の扱など、入会に関する疑問や不安を解消しましょう。

フリーランス協会の会費や保険料は確定申告で経費にできる?

フリーランス協会の一般会員の年会費や、任意加入の所得補償制度の保険料は、確定申告で経費として計上できます。

ただし、プライベートの支出と混同しないよう注意が必要です。

経費計上することで、課税対象となる所得金額を減らせるため、節税につながります。

年会費10,000円(税込)や保険料は、忘れずに申告しましょう。

フリーランス協会の会費や保険料の確定申告時の勘定科目は?

フリーランス協会の年会費は、確定申告時に「諸会費」の勘定科目で処理するのが一般的です。

任意加入の所得補償制度など、事業に関連する保険料は「保険料」として計上します。

会計ソフトを利用している場合は、設定されている科目に仕分ければ問題ありません。

勘定科目の判断に迷う場合は、税理士などの専門家に相談するか、管轄の税務署に確認するのが確実です。

フリーランス協会から領収書を発行してもらえる?

フリーランス協会の年会費や保険料の支払いに関する領収書は、会員専用のマイページなどで確認または発行が可能です。

確定申告で経費として計上する際、支払い証明(しょうめい)の証拠として領収書やクレジットカードの決済履歴の保管が義務付けられています

入会や更新手続きの際は、必ず領収書をダウンロードして保存しておくようにしましょう。

フリーランス協会のインボイス2%~アクションとは?

フリーランス協会の「インボイス2%~アクション」とは、インボイス制度(適格請求書等保存方式)の導入に伴い、フリーランス(特に免税事業者)の負担を軽減するために協会が推進している活動です。

具体的には、発注側企業に対して、免税事業者との取引でも仕入税額控除の経過措置を適用し、消費税の2%(またはそれ以上)を上乗せして支払うよう働きかける取り組みを指します。

フリーランスが不利な取引を強いられないよう、環境整備を目指す活動です。

インボイス制度は、フリーランスならしっかり理解しておきたいですね。

フリーランス協会炎上まとめ

フリーランス協会が過去に炎上した事実はなく、「炎上」と検索される背景には保険やサービス内容への関心の高さがあるようです。

フリーランス協会のメリット・デメリットのまとめは以下のとおりです。

今回のまとめ

分類 内容
メリット ・賠償責任保険が自動付帯される
・病気やケガに備える所得補償制度に加入できる
・会計ソフトやコワーキングスペースなどの優待が豊富
・福利厚生サービス『ベネフィット・ワン』が利用できる
・フリーランスDBで仕事獲得のチャンスが広がる
デメリット ・年会費は年払いで返金不可
・無料会員は保険や福利厚生の特典がほぼない
・福利厚生サービスが地方在住者には使いづらい場合がある
・有料会員は入会審査が必要

フリーランス協会は、万が一の賠償責任保険や手厚い福利厚生、事業優待を求める人にとってメリットの大きいサービスです。

一方で、無料会員のままでは恩恵が少なく、福利厚生をあまり使わない人には年会費が割高に感じる可能性もあります。

本記事で紹介した評判・口コミや注意点も参考に、ご自身の活動スタイルに必要か検討してみましょう。

この記事を書いた人
minako

副業ライター / ディレクター
0.1円スタートから月10万円超え。
SEO×AIを駆使し、フルタイムでもムリなく成果を出す働き方を続けています。

minakoをフォローする
SNSでのシェアはこちら /
タイトルとURLをコピーしました