始め方とキャリアアップ

ポートフォリオの実績・作品がない人向け。趣味の作品OKなので解説します!

実績がない・作品がない人のポートフォリオを解説

ポートフォリオを作りたいけれど、実績がない… そんな悩みを抱えていませんか?

実は、未経験でも工夫次第で魅力的なポートフォリオは作成可能なんです。

今回は、趣味の作品や自主制作を活用し、採用担当者やクライアントにアピールできる方法を解説します。

この記事で分かること

  • ポートフォリオは実績がなくても作れる?
  • 趣味の作品を載せてもOK?NGな例は?
  • 作品数の目安や、少ない場合の対策
  • ポートフォリオなしでも応募できる?
  • ポートフォリオが間に合わない時のメール文例

それでは早速、 実績のない時でもポートフォリオが作れる理由 から詳しく見ていきましょう!

実績や作品がない未経験者もポートフォリオを作れる理由

未経験者でもポートフォリオを作ることは可能。

その理由は、自主制作や趣味の作品も掲載できるからです!

大切なのは、「実績がない=作品が作れない」ではなく、自分のスキルを証明するための工夫をすること。

実績のないうちは色んな手段を活用しながら、魅力的なポートフォリオを作成しましょう。

自主制作をしてみる

架空のプロジェクトを設定し、自主制作することで、ポートフォリオを充実させることができます。

自主制作のアイデア例はこちら。

IDEA
  • 架空のWebサイト…カフェや美容室などのサイトをデザイン
  • SNS用バナー…特定のテーマに沿った広告バナーを作成
  • UI/UXデザイン…アプリやWebサービスのワイヤーフレームを作る

実案件ではなくても、どのように考えて制作したのかを説明すれば、十分にアピール材料になります。

趣味の作品を使ってもいい

また、趣味で作った作品もポートフォリオとして活用可能ですよ。

趣味の作品がポートフォリオに向いているケースは…

CHECK
  • 写真・イラスト…デザインのセンスや色彩感覚を見せられる
  • ブログ・LP制作…コーディングやライティングスキルの証明になる
  • 動画編集・アニメーション…Webデザインに活かせるスキルをアピール

趣味の作品を載せる際は、「どのスキルを見せたいのか」を意識し、説明文を添えるとより効果的ですよ。

趣味の作品をポートフォリオに載せる時のポイント

それでは次に、趣味で作った作品をポートフォリオとして活用する際、採用担当者やクライアントに「スキルの証明」がしっかり伝わるよう、作品の選定基準や注意点を押さえておきましょう。

趣味の作品を載せる時の注意点

趣味の作品をポートフォリオに載せる際は、以下の点に注意しましょう。

CHECK
  • プロの視点で整理する…遊びで作ったものではなく、実務に活かせる作品を厳選
  • 説明を添える…なぜこの作品を作ったのか、工夫した点を明記
  • 著作権に注意…他者の画像・デザインを無断使用しない

趣味の作品であっても、クライアントが「この人に仕事を依頼したい」と思えるかどうかが重要です。

趣味の作品で掲載OKな例

趣味の作品でも、実務に活かせるスキルが見えるものは高評価につながります。

作品例 活用できるスキル
自作のWebサイト デザイン・コーディングスキル
SNS用バナー 色彩・レイアウト・広告デザイン
オリジナルイラスト アイデア力・ビジュアルデザイン
LP(ランディングページ) Webマーケティング・UI設計

SNS用バナーなどは、初心者でも取り組みやすいですね!

趣味の作品で掲載NGな例

逆に、以下のような作品はポートフォリオには向いていません。

CHECK
  • 個人的な趣味すぎる作品
  • 未完成のデザイン
  • 実務と関係のない作品

ポートフォリオは「仕事で使えるスキルの証明」が目的。

さすがに日記や落書きレベルのイラストは避け、採用担当者やクライアントの視点で載せる作品を選びましょう。

ポートフォリオの作品数が少ない?目安と対策

ポートフォリオの作品数は多ければ良いわけではなく、適切な量と質が求められます。

ここでは、理想的な作品数の目安や、足りない場合の対策について解説します。

ポートフォリオ掲載作品数の目安は

ポートフォリオに載せる作品数は、応募先の業界や職種によって異なりますが、一般的には 3〜5作品が適切とされています。

それぞれの職種や目的に合った推奨掲載数を表にすると…

職種・目的 推奨作品数
Webデザイナー 3〜5点(LP・バナー・UIデザインなど)
イラストレーター 5〜10点(テイストの異なる作風を見せる)
グラフィックデザイナー 5〜8点(広告・ポスター・ロゴなど)

作った作品を全部を見せるのではなく、クオリティの高いものを厳選して掲載しましょうね。

逆に言えば、自分の苦手分野を隠せるチャンスです!

作品が足りない時は

また、「作品が3点もない…」という場合には、以下の方法で補いましょう。

CHECK
  • 自主制作を増やす…架空の案件を想定してデザインを作る
  • コンペや課題制作に挑戦…デザイン系のコンペやスクールの課題を活用
  • 既存の作品をブラッシュアップ…過去に作ったものを改良してクオリティアップ

一定数以上の作品があると、ポートフォリオの華やかさもグッと変わってきますよね。

自分なりの工夫をこらしてポートフォリオの充実度を高めましょう。

多すぎてもよくない

作品が多すぎても、採用担当者やクライアントが判断しづらくなることがある点には注意が必要です。

CHECK
  • 10作品以上は避ける
  • バリエーションを意識する
  • 最も自信のある作品を冒頭に配置

多くても7〜8作品に厳選し、同じテイストばかりを並べないようにします。

また、最初の印象が重要なので、出来のいい or 自信のある作品を冒頭に載せると効果的◎

「質の高い作品をコンパクトにまとめる」ことを意識して、魅力的なポートフォリオを作りましょう。

ポートフォリオがないと応募できない?企業やクライアントの実情

「ポートフォリオはないけど、とりあえず応募できる案件ってないの?」と思う方も多いでしょう。

実際の企業やクライアントの採用事情をもとに、ポートフォリオなしで応募が可能かどうかを解説します。

ポートフォリオなしで応募できるか

結論から言うと、 ポートフォリオがなくても応募できる場合はあります。

ただし、応募先の企業や職種によって対応が異なります。

職種・状況 ポートフォリオの必要性
Webデザイナー 必須(スキルの証明が必要)
グラフィックデザイナー 必須(作品が評価の基準になる)
Webライター 不要な場合が多い(執筆記事があれば代用可能)
マーケティング・ディレクター職 不要な場合あり(実績や経験が重視される)

特に Webデザイナーやグラフィックデザイナーの場合、ポートフォリオなしでは書類選考を通過するのが難しい ため、何かしらの作品を準備することが重要です。

ポートフォリオを求められないことはあるのか

一部の企業や案件では、ポートフォリオが必須ではないケースもあります。

ポートフォリオなしでも応募できる例は…

CHECK
  • 未経験OKの求人…研修ありの企業やアシスタント職
  • クラウドソーシングの初心者向け案件…ポートフォリオがなくても採用されることがある
  • 知人の紹介やSNS経由の案件…信用が優先される場合

などが考えられます。

ただし、ポートフォリオなしで応募できる場合でも、作品がある方が圧倒的に有利 です。

可能な限り、簡単なものでも用意しておくと、選考をスムーズに進められるでしょう。

ポートフォリオが間に合わない、作れない場合のメール

応募締切が迫っているのに ポートフォリオが完成していない… そんなとき、どう対応すればよいのでしょうか?
この章では、 企業やクライアントに送るメールの例、適切な伝え方のポイント を解説します。

メールの書き方例

ポートフォリオはもちろん期限内に提出するものですが、どうしても間に合わない場合には以下の例を参考にしてください。

誠実に伝えつつ、代替案を提示すること が重要ですよ。

件名: 【応募書類送付のご相談】〇〇(名前)

本文:

〇〇株式会社  
採用ご担当者様  

お世話になっております。〇〇と申します。  
貴社の〇〇職の募集に応募を検討しております。  

ポートフォリオにつきまして、現在制作中の作品をどうしても見て頂きたく、期限を1日越えてしまう可能性があり、ご連絡致しました。  
製作途中の作品は、期限内に提出させていただきます。
本来であれば期限内に完成品を送付すべきところ、提出が遅れてしまい誠に申し訳ございません。

お手数をおかけしますが、ご査収いただけますと幸いです。 
何卒よろしくお願いいたします。  

〇〇(氏名)  
メールアドレス:〇〇  
電話番号:〇〇  

メール作成のポイント

ポートフォリオが完成していなくても、 応募の意欲をアピール するためには、以下のポイントを押さえましょう。

誠実さを伝える

→ 「提出が遅れて申し訳ありません」と謝罪しつつ、真剣に取り組んでいることを伝えましょう。

具体的な期限を提示する

→ 「○日以内に提出予定」と明確なスケジュールを伝えると安心感を与えることができます。

代替案を示す

→ 制作途中の作品や過去の簡単なデザインを先に送る提案をすると、誠意が伝わりますね。

急ぎでポートフォリオを仕上げるには

間に合わない場合のメール例をご紹介しましたが、特別な事情がない限りは間に合わせて!

ポートフォリオがなくて応募を諦めるのはもったいないです。1作品でもすぐに着手し、 シンプルなポートフォリオでも良い ので完成を目指しましょう。

急ぎで仕上げるには…

CHECK
  • CanvaやFigmaを使って、簡単なデザインを1枚作成
  • 過去に作ったものを整理し、PDF化
  • バナー1枚でもOK!シンプルな自己紹介ページを作る

などなどの案が考えられます。

企業は「どんなデザインができるのか」を見たいので、完璧でなくても 作品を形にして提出することを優先 しましょう。

ポートフォリオに関するよくある質問

ポートフォリオを作る際、以下のような多くの疑問も出てくるかもしれないですね。

QUESTION
  • ポートフォリオは何日で作れる?
  • ポートフォリオに載せてはいけないものは?
  • 実績なしでも魅力的なポートフォリオを作る方法

ここでは、これらの ポートフォリオ作成に関するよくある質問 に答えていきます。

Q1. ポートフォリオは何日で作れる?

作成期間は 内容やスキルレベルによって異なります。目安は、以下のように考えましょう。

  • シンプルなPDF型ポートフォリオ1~3日 で作成可能(過去作品がある場合)
  • 新たにデザインを作成する場合1週間~1ヶ月 程度
  • Webサイト型ポートフォリオ2週間~数ヶ月(コーディングのスキルに依存)

「急ぎで作らなきゃ!」という場合は、 まずは簡易版を作成し、後からブラッシュアップするのも一つの手 ですよ。

Q2. ポートフォリオに載せてはいけないものは?

ポートフォリオには適切なコンテンツ選びが重要です。以下のようなものは 避けたほうが無難でしょう。

  • 著作権を侵害するもの → 他人のデザインやトレース作品はNG
  • 企業の守秘義務に違反する案件 → クライアントから許可を得ていない案件は掲載しない
  • デザイン意図が不明瞭なもの → 作品の意図や工夫点を説明できないと評価が下がる

Q3. 実績なしでも魅力的なポートフォリオを作る方法

実績がなくても、工夫次第で魅力的なポートフォリオは作れます!

初心者のポートフォリオは、まずは色やデザインに統一感を持たせ、シンプルなものを目指しましょう。

ポートフォリオの記載内容や具体例は以下で詳しく解説します。

実績がない場合のポートフォリオ作り、まとめ

今回ご紹介したように、ポートフォリオは 実績がない未経験者でも作成可能 です。

大切なのは「どんな作品を載せるか」よりも、「どう見せるか」。趣味の作品や自主制作を活用し、工夫を重ねて魅力的なポートフォリオを作りましょう。

今回のまとめ

  • ポートフォリオは実績がない場合も作れる
  • 自主制作・趣味の作品を活用すればOK
  • あまりにプリベートな落書きなどは提出しない
  • 作品数は3~5点が目安、多すぎてもNG
  • 企業やクライアントによっては提出不要な場合も
  • ポートフォリオが間に合わない場合は丁寧なメールを
  • 見せ方を工夫すれば、未経験でも魅力的に仕上げられる

「ポートフォリオが作れない…」と悩むより、まずは一歩踏み出すことが大切です。

ぜひ、重い第一歩を踏み出して、チャンスを自分のものにして下さいね!

この記事を書いた人
aika

ブログディレクター

未経験→フリーランス始動1年目に
月収15~20万円以上を継続して稼げるように。
→同年内に個人事業主となる。

フリーランスを目指す方・フリーランス初心者の方へ
私のノウハウをお伝えします。

得意分野
・グラフィックデザイン
・ライティング
・ECショップ管理

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